最終更新日2026年6月25日

国内の上場コンサルティング会社を対象に、各社の最新の有価証券報告書等に記載された平均年間給与を調査し、平均年収の高い順にランキング化しました。本記事では、トップ20社の傾向、21位以降の傾向をまとめています。
■平均年収の調査概要
調査対象:上場コンサルティング会社41社。国内上場企業のうち、コンサルティング関連事業を主力または重要事業として展開する企業を対象としました
調査時期:2026年6月
調査方法:各社の最新の有価証券報告書等に記載された提出会社単体の平均年間給与を万円単位で四捨五入し集計しました
調査機関:FCON編集部(大手コンサルティング会社の勤務経験者含む)
上場コンサルティング会社の平均年収ランキング結果
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【トップ20社の傾向】
1位M&Aキャピタル、同額2位グロービング、ストライク、中小M&Aが高い
ランキング1位はM&Aキャピタルパートナーズ(2,265万円)、2位以下に大差をつけています。同額の2位は、戦略コンサルのグロービング(1,521万円)、中小M&Aコンサルのストライク(1,521万円)となりました。6位の日本M&Aセンター(1,300万円)含め、トップ10に中小M&Aコンサルが計3社が入りました。中小M&Aコンサルは、中小企業の事業承継やM&A仲介を主な事業とし、成果報酬型の利益幅の大きい収益構造を背景に高い平均年収となっています。

4位に野村総合研究所(1,333万円)、5位にベイカレント(1,331万円)が続き、戦略コンサルのドリームインキュベータ(1,216万円)を上回りました。総合コンサルの電通総研、ライズ・コンサルティンググループ、シグマクシス、シンプレクス、プロレド・パートナーズも上位にランクインしています。AI・データコンサルのLaboro.AI、ABEJA、PKSHA Technologyも上位総合コンサルと変わらない年収水準になっています。技術人材の採用競争を背景に、平均年収が高めに出ています。
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高年収のコンサル会社を狙う場合、会社ごとの年収水準だけでなく、選考難易度、求められる経験、現職からの転職可能性を把握することが重要です。コンサル転職を検討している方は、まず自身の経歴で狙える企業レンジを確認しておくと、応募先の選定や選考対策を進めやすくなります。
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【21位以降の傾向】
中小経営、組織人事、マーケティング系のコンサルが多い
ランキング21位以降は、中小企業向け経営コンサル、組織人事コンサル、マーケティングコンサルが多くなりました。M&A仲介や大企業向け総合コンサルと比べ、平均年収はやや落ち着いた水準になります。ただし、経営者との距離が近く、実行支援色が強いことが特徴で、コンサルタントとしての実践経験を積みやすい領域ともいえます。

平均年収を見る際の注意点
本ランキングは、各社の有価証券報告書等に記載された平均年間給与をもとに作成しています。ただし、平均年収を見る際にはいくつか注意点があります。
第一に、有価証券報告書の平均年間給与は、提出会社単体の平均値です。グループ全体の平均ではない場合があり、持株会社や管理部門の比率が高い会社では、実際の事業会社やコンサルタント職の年収と乖離することがあります。コンサルタント、営業、エンジニア、バックオフィスなどが同じ平均値に含まれるため、コンサルタント職だけの年収水準を正確に示すものではありません。
第二に、中小M&A仲介会社や事業投資を並行し展開するコンサルティング会社は、成果報酬型ビジネスの特性から、業績やインセンティブの影響を受けやすく、年度で平均年収が大きく変動する可能性があります。
第三に、コンサルティング会社は、外資系ファームや非上場企業も多いため、年収水準を客観的に比較しにくい業界です。本ランキングはあくまで「上場企業として開示されている平均年収を比較したもの」として見るのが適切です。あくまでコンサルティング業界の全体的な傾向を見るためにお使いください。転職先を検討する際には、平均年収だけでなく、職種別年収、評価制度、働き方、担当領域、キャリアパスもあわせて確認することが重要です。
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